時機を待つ間 横溝正史が愛した日本文学
- 南3-4ホール | か-61 (評論・研究|ミステリー)
- じきをまつあいだ
- 横光利一
- 書籍|A5
- 172ページ
- 1,500円
- 2025/3/1(土)発行
- 横溝正史が自作のヒントを得た【元ネタ】となる文学作品集。
『悪魔の手毬唄』の鬼首村は横光利一作品に瓜二つ! 『獄門島』床屋との会話は夏目漱石へのオマージュ! 『悪魔が来りて笛を吹く』タイトルの元となった詩!
葡萄畑の広がる山村に副業を持ち込む男と、十三人も妻をとりかえた男との奇妙な友情。山椒魚とサワギキョウが登場する探偵小説。腹の血管が蛇のように浮かび出る奇病の女。大阪弁と東京弁で語られる数奇な因縁話。事故で顔を失いマスクをつけ帰還する美青年。そして、フルート曲の題名にもなった名詩。 谷崎、宇野、横光……。横溝正史が愛読し、自作にそのエッセンスを導入した日本文学を復刻。横溝作品の源流をかいま見ることの出来る待望の一冊!
【収録作】
木下杢太郎 『玻璃問屋』
横光利一 『時機を待つ間』
岡本綺堂 『山椒魚』
小酒井不木 『メヂューサの首』
宇野浩二 『因縁事』
夏目漱石 『草枕』抄
トマス・ハアディ/谷崎潤一郎 訳 『グリーブ家のバアバラの話』
