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犬のあしあと-生活に犬が紛れ込んでいた日々の日記-

  • 南3-4ホール | つ-25 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • いぬのあしあと-せいかつにいぬがまぎれこんでいたひびのにっき-
  • もりみさき
  • 書籍|B6
  • 40ページ
  • 500円
  • https://x.com/mimi_7930
  • 2026/4/12(日)発行
  • 概要

    いつも犬を探している。街を歩けば、どこかの誰かが飼っている犬が笑っている。 半年間の日記で「犬」に関する言葉が綴られていた日だけを抜き出してまとめた日記本です。

    ◆目次

    二〇二五年 七月十七日(木) 二十七歳のはじまり
    八月三日(日)歯車が足りない身体
    八月十一日(月)ももパラダイス
    八月十五日(金)青春詰め込みライブ
    八月二十三日(土)おしゃれな大人になりたい 
    八月三十日(土)木彫りの柴犬を求めて群馬へ
    九月二十七日(土) おにぎりのおすそ分け
    十月二日(木)言葉にしてわかること
    十月九日(木)秋限定の探検隊
    十月二十六日(日)犬はすべての幸福を運ぶ
    十一月三日(月)強制的に散歩に連れ出して
    十一月七日(金)もも
    十一月十五日(土)見た目から入るタイプなので
    十一月十六日(日)突撃みかん狩り!
    十一月二十二日(土)人生が本になった日
    十一月二十四日(月)お散歩犬の見放題タイム
    十一月二十九日(土)シュナウザーは子犬でもおじいちゃん
    十一月三十日(日)日記祭と離婚伝説
    十二月六日(土)ミルク珈琲革命
    十二月二十六日(金)「おもしろい」の保存性
    十二月二十九日(月)ふわふわ犬ポシェット
     十二月三十一日(水)今年最後の犬
    二〇二六年
    一月一日(木)春菊とお笑い
    一月十日(土)二〇二六年イベント初め
    一月十一日(日)地元愛ってなんだろう
    一月十三日(火)懐かしい清澄白河の道
    一月十八日(日)リュックに本を詰め込んで
    一月二十七日(火)放浪者のキャリア観
    一月二十九日(木)愛しのブックマークたち
    二月十三日(金)心配ばかりに使われる脳みそ
    二月二十三日(月)ももと昼寝

    ◆「はじめに」から抜粋

     いつも犬を探している。通勤中、スーパーで買い物をした後の帰り道、残業帰りの夜道、休日の散歩中など、犬を目に入れるチャンスがあればいつでも視界に入れたいと思っている。
     特に見つけるのが早いのは柴犬だ。なぜなら、わたしは柴犬を「犬界で一番かわいい存在」だと思っているからである。小学校六年生のときに柴犬を飼い始めて、落ち込んだときはいつも一緒にいてくれた。名前はももで、少し太っている女の子。もこもこの毛に指をうずめるのが好きだった。
     東京で一人暮らしを始めてからは半年に一回ほどしか会わなくなり、犬に触れ合う頻度はぐんと下がった。その頃から世の中の犬を見つけるのが早くなった気がする。ももは二〇二五年の十一月に十六歳で亡くなってしまったので、最近は柴犬を見るとどうしても重ねてしまうところがある。たぶんこんな感じで天国でも走り回っているんだろうなと、想像できる瞬間が嬉しいのだ。

       本書は、二〇二五年の七月から二〇二六年二月までの日記で、何かしら「犬」について言及していた日付を抜き出してまとめている。まったく関係のない内容の最後に遭遇した犬を記録している日もあれば、実家のもものことを書いている日もあるが、おそらく記録していない日も外に出た日は最低一匹は見ていると思う。そんな、暮らしの中で犬のかわいさをなんとか書き残そうとしている人間の生活記録。

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