初めて自分の本をつくって、人に手渡しながら過ごした一年。
仲良しの本屋仲間ができたり、憧れの出版社と縁ができて、自分の本を売ってもらえたり、大好きな笹塚のエッセイアンソロジーを制作して、書店でフェアを展開してもらったり、愛読していた文芸誌にエッセイを寄稿することになったり……。
そんなにぎやかな日々のなかで、時に自分を見失ったりもしながら、何度も戻ってきたのは、笹塚の街で過ごした一日を日記に書き残す時間でした。
私はやっぱり日記を書きたい。自分の人生を手放さないために。
「書きたい私」が、「書くこと」について考えながら「書き続けたい私」に変わっていく日々の記録です。