【27歳、自宅で母を看取った話】
母の声、母の笑顔、母のぬくもり。全部消えてしまう前に抱きしめておきたかった。大切な日々はどれも一瞬で過ぎ去り、気づけば思い出せないほど遠くなる。だから忘れないために。忘れてしまっても、また戻ってこられるように、言葉にして閉じ込めました。読んでくれるあなたの心にもそっと何かが残せますように。
―27歳で経験した看取りの記録。母の余命宣告から2ヶ月半、家族で駆け抜けた濃密な時間を当時の日記から書き起こしました。末期がん、緩和ケア、そして生と死。 悲しみだけじゃない、母が最期まで力強く生きた証と、葛藤。そして温かさが詰まっています。美化された物語ではない、これが等身大の「生と死」。