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海象

  • 南1-2ホール | T-86 (小説|純文学)
  • かいぞう
  • カツパン半島
  • 書籍|B5
  • 127ページ
  • 800円
  • 人間と言葉に向き合い、純文学という世界の中で新しい可能性を模索した作品集。

    【作品紹介】

    『曇り硝子の目色』 催花亮太

    ヴェネツィア映画祭前夜に届いた訃報から物語は始まる。亡くなったのは日本映画界の巨匠、蔵前だった。彼の遺作は公開数日で上映停止となり、風紀の名のもとに存在ごと葬り去られた。それは、射殺のシーンで「本当に人が死んでいる」と噂された映画だった。 撃った者、撃たれた者、それを公開した者。噂が真実ならば、彼らの思惑は何だったのか。この映画に憑かれた一人の映画記者による、長年の追跡の成果が今明かされる。 純文学とモキュメンタリー的手法の融合を図った挑戦作!

    『白痴ゅうむ』 榎田ブショネ

    家族、友人、そしてひとりの女性との出会いと別れ。 それは、どこにでもある、人生の歪み。 不理解への苛立ち、臆病への後悔が、やがて二十歳の大学生である「僕」を立ち止まらせ、現実の輪郭を曖昧にしていく。 人間の自然な思考の流れ、その中での葛藤をグロテスクなまでに丹念に描き出した、現代日本に生きるすべての者に寄り添う一冊。

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