僕はこの作品を推した。必ずしも文学作品の必要条件ではないが、今、世間に問うべき内容を目指すという姿勢が一番よく現れた作品だった。
——上田岳弘
ラストの疾走感には、先が見えずとも走り続けなければならないと腹を決めた主人公の切実さが滲み、手に汗を握った。
——金原ひとみ
(上記は「新潮」2023年11月号より引用)。
【あらすじ】
阿佐ヶ谷に住むある男が無職になってから住居不法侵入がやめられなくなった。彼は不倫など無為無益な生活を送り自己嫌悪に苛まれているうち、ある日侵入した住宅で信じがたい光景を見にするが……。
第55回新潮新人賞最終候補作品に選考委員からの選評を受けて加筆修正を加えたディレクターズカット版。取り置きの連絡お待ちしています。