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あかがね色の短編集 巻の弐

  • 南1-2ホール | C-11 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • あかがねいろのたんぺんしゅう まきのに
  • 上田 きつら
  • 書籍|A5
  • 36ページ
  • 200円
  • 2025/5/11(日)発行
  • webで公開した下記三作品を加筆修正して収録した短編集です。
    ※ぬるいですがすべて百合作品になりますので苦手な方はご注意ください。

    『その髪が、結える長さに伸びるまで。』
    遊女となって日の浅い葵は、廓を訪れる“最上得意の旦那さん”に惚れちまった。
    その“旦那さん”が、琴で一曲弾けるようになったら願いをなんでも叶えてやると言った。
    葵は、“旦那さん”の特別になりたくて、「髪を結わせてほしい」と乞う。
    “旦那さん”は笑って頷いてくれた。だから、葵は今夜も琴をつま弾くのだ。

    『或る魔術王の城をめぐる寓話』
    かつての魔術王を祖父にもつ姉妹、アンヌとエレーナ。
    男世継ぎのない国にあって姉妹の立場は複雑なものでもあったが
    エレーナはアンヌを慕い、アンヌもエレーナを可愛がった。
    平和な日々は続く。それが暗い悪意によって引き裂かれるときが訪れるまで。

    『有限会社マーメヰド 雑務運搬担当 月手取り18万 』
    “僕”は現在、美しい人魚の社長にすべてを委ねて生きている。
    彼女の望むものを手に入れるため、彼女の快適さと幸せのために。
    その仕事は月に二度、冷凍した成人女性の下半身を山奥の施設に納品すること。
    それがどんなことかは知らない。どうだっていい。社長のためになるのなら。

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