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城南旧事−北京の思い出−

  • 南3-4ホール | く-61 (小説|海外文学・翻訳)
  • じょうなんきゅうじ ぺきんのおもいで
  • 林海音
  • 書籍|四六判
  • 文学フリマ特別価格で販売!
    ご購入者様向けの特典としてオリジナルポストカード2枚セットもございます。


    ~訳者あとがきより~
    親子のすれ違い、世間体、虐待、貧困、病気、序列、周囲の期待、不寛容、烙印、不平等。思いつくものをざっとあげるだけで『城南旧事』にはこれだけのことが書かれているが、これを「昔、どこかで、そういうことがあった」で片付けられる幸せな人が今、世界にどれだけいるのだろう。世の中は今も限りなく理不尽で、理解し難く、生きづらい。「百年前と何も変わっていやしない」と呟きつつ、再び『城南旧事』を手にとってしみじみ読んでいると、今度は弱々しくうずくまっているように見えた登場人物の中に強かさや生きる力を見いだして、おおいに励まされたりもするから不思議だ。


    ~あらすじ~

    1920年代北京。
    台湾から引っ越してきたばかりの少女・英子は、北京の伝統的な街並み・胡同(フートン)の中を駆け回る。
    近所に住む友だち、空き地で会う若いお兄さん、家に転がりこんできた魅力的なお姉さん、田舎からやってきた乳母、そして最愛の父……出会いと別れの中で、否応なしに大人になってゆく姿を描いた中国語文学の傑作。

    林海音は「台湾文学の祖母」と称され、『城南旧事』をはじめ多くの作品を残しただけでなく、後進の作家の育成にも携わり台湾文学の再構築に貢献した。代表作の『城南旧事』は幼少期を過ごした北京での思い出をもとにした自伝的小説。
    激しく変化する時代に翻弄されながら、ささやかな生活を送る人びとをあたたかく描いた本書は高く評価されており、中国語圏では小学生向きから高校生向けまで幅広い年齢に向けた教科書にも掲載され、広く親しまれている。

    本邦初訳「序章にかえて」を含む完全版・新訳。

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