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melanCholy

  • 南1-2ホール | H-10 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • めらんこりー
  • 偲 凪生
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 150ページ
  • 700円
  • 2025/5/11(日)発行

  • 「散れ散れ、満ちろ。」

    20歳になったら一緒に死のう。
    生き延びて、30歳になったとき、お互いが独身だったら結婚しよう。

    かつて、涼風まどかと倉持宗佑はそんな約束を交わした。
    その約束はどちらも果たされることはなかった。宗佑は別の女性と結婚し、まどかとは疎遠になったからだ。
    40歳を迎える直前、まどかの前に憔悴した宗佑が突然現れた。
    彼はまどかに懇願する。
    「僕のことを殺してくれないか」
    ふたりの間で交わされた、もうひとつの約束。
    それは、『40歳になって、どちらかが死にたがっていたら、殺してあげよう』というものだった。
    当然ながら今のまどかにそんな意志はなく――

    「52Hzのジオラマ」

    (小説サイトに掲載中)
    大衆雑誌のライターとなって1年の『俺』は、連続殺人事件の犯人をスクープしようと人魚伝説でかつて一世を風靡した港町へやって来た。
    その港町には怪しい伝説があった。
    数百年前、町に偶然打ち上げられた人魚。当時の住人たちは不老不死を求めて人魚を食べたという言い伝え。
    しかしそこで出会ったのは、殺人犯でも人魚でもなく、恐ろしい見た目をした半魚人だった。
    人間を喰らう半魚人と死を渇望する『俺』。
    彼らの頭上に流星群が降り注ぐとき、奇跡が起きる——


    *表紙、扉:トエさま
    *収録作品はすべてフィクションです。実際の人物・団体とは関係がありません。

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