「大学生にもなって、恋愛対象として見られるのが嫌ってこと? みんなセックスくらい、もうしてるのに」
「もしかしたら、人間そのものに興味がないのかもよ。だって新島さんには、なんだか気になるなって人すらいないんだよね」"
人に恋愛感情を抱かない、ただそれだけの理由で"ひとでなし"と呼ばれる渚は、人でなく映画を愛するという変わり者のエマと出会い、唯一無二の友情を育んでいく。しかし彼女たちの関係性は次第に変容していき--
この結末は、ハッピーエンドか、バッドエンドか。
大人になるということを問う、百合のようで百合じゃない、青春小説。