僕たちは二十八歳の時に何をして何を見て何を感じていたのだろうか。
サイドブレーキを引きながらアクセルを踏む。何者でもなく、何者にも成れていない。僕らはもう、むやみに手足を振り回していた十代ではない。
手前だけは照らされている、自分で何かを選ぶ二十八歳。
表題作である「二十八歳」を含む十の短編集。
・二十八歳 (note×キリン#審査員特別賞「夢眠ねむさん賞」)
・夜空の下には僕たちしかいなった
・not too late
・ハイライト(note創作大賞2023入選 朝日新聞出版)
・二塁を廻れ
・ワイルドサイドを歩け
・夜空に引き上げられて
・残高は、シュトーレン
・月明かりの染み
・寺が燃える(Dialogue designer嶋津氏主催 第三回教養のエチュード賞プリマドンナ賞受賞)
・二十七センチ
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