大正から戦後にかけて駆け抜けた伝説の雑誌『新青年』のことを皆さまはご存じでしょうか。現在では日本に探偵小説を紹介した先駆けの雑誌として知られていますが、決して探偵小説のみが掲載されていたわけではありません。ファッションや映画、音楽にスポーツ、その他当時の若者が欲していた流行情報が一堂に会する娯楽総合誌だったのです。
その中でもひときわ流行の最前線を追っていたと言えるコーナーが「ばにちい・ふえいあ」(開始翌年より「ヴォガンヴォグ」に改称)でした。当時のファッション指南はもちろんのこと、さまざまなトピックでシイク・ボーイ、シイクガールの養成を目指す意欲的なコーナーだったのです。
この「モダン紳士淑女讀本」ではその「ばにちい・ふえいあ」欄を中心に『新青年』の誌面をご紹介することで、当時のモダンな青年紳士淑女が追い求めた最尖端の文化の一端を味わっていただければと思います。
モダン紳士淑女讀本 〜『新青年』と「ばにちい・ふえいあ」〜 目次
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