詩的な小説、小説的な詩、いかがでしょうか。
迷彩 ゆきのともしび
この床の上で呼吸をし 十本の指で立っているが
わたしはこのほしの住民ではない
うまれたほしは
どこか地球のななめ横あたりにあって
なんらかの手ちがいで
この床のうえで 呼吸をしているのだ
このほしにたたずむときの
からだがこわばるようないわかんは
そのためであって
このほしのしくみや
せいたいのルールに
血液が反発するような感覚は
わたしのニューロンのせいではない (部分)
俺の本能 森耕
〝お前が誰かなんて、どうでもいい。
「海行かば」を唄え!〟
だったら
〝俺が誰かなんて、どうでもいい。
子どもを殺すな!〟
と 返すよ
〝俺(私)は誰なんだよぅ?〟で客寄せする詩人は 時代遅れだ
自分が誰かを伏せて曰く「悲しむ」「悼む」「連帯を!」 それは欺瞞だ
俺たちを敵味方に分ける奴等
殺して良い奴だと選ぶ奴等 を
せめるのは 俺にとっての本能だ
人は人を殺せる が
人が人を殺せることにする のは退廃だよ
死刑卒業!
殺戮終了!
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