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Aセクシュアル表象の現在

  • I-29 (評論・研究|ジェンダー・LGBTQ)
  • あせくしゅあるひょうしょうのげんざい
  • 紫瑜
  • 書籍|新書判
  • 68ページ
  • 700円
  • 2024/12/1(日)発行
  • Aセクシュアルが現在、漫画・ドラマ・映画の中でどのように描かれているか。また今後どのように描かれてほしいか。
    当事者として批評します。

    取り扱う主な作品…
    ・やがて君になる
    ・恋せぬふたり
    ・ガール・ピクチャー など

    (以下、序文から抜粋)

    “世の中に「コンテンツ」と呼ばれる作品は星の数ほどある。しかしAセクシュアルを自認するキャラクターを見たことはどれだけあるだろうか? 数えてみてほしい。
     性的惹かれを経験しない人たちのことを、Aセクシュアルと呼ぶ。ゲイやレズビアンなどと同じ性的指向のひとつである。筆者もAセクシュアルを自認している。
     Aセクシュアルにとって、フィクションの中に「自分が存在する」と感じられる機会は、広陵とした砂漠の中で透明な一粒の砂を探し出すほどに困難なことだ。
     たとえば「同性に恋愛感情を抱く」という描写なら、まだ分かりやすい。しかし恋をしないキャラクターが「恋をしない人だ」と認識されるのは、一層困難である。なぜならフィクションの世界においても異性愛規範というものは強固であり、セクシュアリティについて言及されなければ、全てのキャラクターは潜在的に全員シスヘテロであるという解釈の仕方が、今現在に至っても支配的であるからだ。”

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