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死ななくてよくなった後の日日1

  • P-37 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • しななくてよくなったあとのひびいち
  • 惣田 大海水
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 232ページ
  • 1,300円
  • https://note.com/wwwwxx385/
  • 2024/11/30(土)発行
  • わたしはきっと父親と同じように、いつか首を吊って死ぬだろうを思いこんで、でも残った家族に、もう一度自殺した人間の骨を見せるわけにいかないと必死だった生活を抜け、いつの間にか死ななくてもよい日々がそこにあった。しかし、だからといって、その後は楽しく幸せに生きていきました、めでたしめでたし、とはならなかった。ある日、父親が首を吊る原因となった土地を、売ってほしいという手紙が届く。ヤングケアラーがヤングでなくなった後、どう生きれば穏やかな日々を手に入れられるか、死にたかった人が死にたくなくなった後、どう生きれば人生を楽しめるのか、を模索した日日の日記。

    「だがしかし、いまわたしは、もう、死にたくない。とても大きなことなので、日記として書いて残しておく。おそらく前からそうだった、死ななくてもよい生活だった。だがしかし、それを感じ取れていなかった。死ぬことに、ほんとうに拘泥ししがみつき、かじりつきすぎた。うまく生きていけない場合は死ぬべきであるという、父親が体現したそのやり方の記憶と一緒にいすぎた。これからどう生きていくか。」

    「死ぬのをやめて生きると決めた人たちの集まり、どこかにあるだろうか。どこかにあるならそこに集う人たちにたずねたい、死ぬのをやめたとして、果たして生きていけそうですか?生きようと思う人生、心身に馴染んで謳歌してますか?」(本文より)

    (2023年7月1日から2024年4月27日までの日記を収録)

    著者:惣田大海水
    デザイン:三上悠里
    制作協力:北尾修一(百万年書房)

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