こちらのアイテムは2024/12/1(日)開催・文学フリマ東京39にて入手できます。
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炉話創刊号

  • く-35 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • ろわ・そうかんごう
  • 和田能卓 文月 遼、 里井雪
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 76ページ
  • 500円
  • 2024/12/1(日)発行
  • フォークロア&ファンタジーをテーマに次の4作品を収録しております。今回が創刊号となります。

    ・『岩塩村の七人塚・前編(和田能卓)』
    ・『貴方/君が幸せになるための物語(文月遼、)』
    ・『クリスマス・イヴの探し物(里井雪)』
    ・『三つ目のプレゼント(里井雪)』

     表紙イラストはイラストレーター&声優の成瀬美亜さん、題字は書道家の稀夕さんにお願いしました。まだまだ「薄い本」ですが、個性的な作品、十分お楽しみいただけると思います!

    <表紙について:文月と里井が勝手に考えた設定>
     昔々、早池峰山の麓に狐火里と呼ばれる寒村がありました。里にはかつて村々を襲った災厄を封じる稲荷の祠が祀られています。
     信心深い里人は、毎年冬が来る前、石のお稲荷様を庄屋の家に迎え、酒と稲荷寿司でもてなし、村に伝わる伝承を語り聞かせていました。里人の信仰心に応えたのでしょうか、石像は付喪神となりました。その日は、狐火が茫と雪を照らし、花吹雪のように見えたことから、この付喪神は「花篝(かがり)様」と呼ばれるようになりました。
     それから、花篝と里人は平和に暮らしていましたが、時の流れはとても残酷。特産物も娯楽もない田舎故、若者は一人二人と離れて行きます。ついに里は廃村となり祠の存在も忘れ去られてしまいました。
     だけど、今でも花篝は一人里に残り、封印を守っています。彼女の唯一の楽しみは、旅人に一夜の宿を供し、昔聞いた伝承を語ること。
     時は現代、高度に発達したネット社会では、迷い人すら稀となってしまいました。伝承を語るVTuberデビューを考えた花篝ですが、人里遠く離れた祠にはWi-Fiもありません。

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