オールカラー 写真51点
対馬は長崎県に属し、九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島である。博多港までは航路で一三二キロ、韓国までは直線距離で五〇キロ、実は日本より韓国に遥かに近い「国境の島」なのだ。 縄文時代の早い時期から九州と朝鮮半島の間の中継地点として、人と物の交流・交易があったことがわかっている。それ以後数千年にわたって、金属器・漢字・宗教・政治制度などさまざまな大陸文化が、対馬を経由して日本に流れ込んだ。対馬の魅力は「一千年ひとっとび」というところ。全島に数百年・千年以上前の古代中世の文化や習俗、遺跡が豊富に残っている。
対馬は自然の面でも特異な島だ。サルやキツネ、クマといった本土で普通に見る動物たちがいない代わりに、ツシマヤマネコ、ツシマテンなどの対馬固有の生き物がいる。また、縄文時代から斧が入っていないという原始林が島のあちこちに残されている。
歴史遺産や民俗資料、自然が豊かに残されている宝箱のような対馬。「対馬は面白そう、でもどんなところなのかはよく知らない」「古代史が好き」「神社が好き」「観光地化されていないところを旅したい」という人のためのフォトエッセイ&旅ガイド。
〈目次〉前文
一日目
西山寺(厳原)泊
羽田空港~福岡空港~対馬空港、案内所「ふれあい処つしま」・万松院(厳原)
二日目
美女塚山荘(豆酘)泊
金田城、雷神社・多久頭神社・赤米神田(豆酘)
三日目
大橋旅館(三根)泊
豆酘岬、海神神社・木坂展望台(木坂)、峰温泉ほたるの湯(三根)
四日目
ビジネスホテルつたや(仁位)泊
天神多久頭神社・大石農園(佐護)、比田勝港(比田勝)、浜寿し(仁位)
五日目
和多津美神社(仁位)、浅茅湾市営渡海船(仁位~長板浦)、対馬空港~福岡空港~羽田空港
参考文献
関連動画
関連サイト
対馬を舞台にした作品
対馬への行き方
対馬の旅のヒント