2020年代初頭=ポスト・コロナの時代、感染対策と遠隔通信テクノロジーが生み出す世界との新たな距離(ディスタンス)の感覚を〈セカイ系〉という概念の再解釈を通じて形にすることを目指して編まれた評論アンソロジーの第2弾。今回は第1号のコンセプトを継承しつつ、アニメカルチャーとの融合、流通プラットフォームの整備とジャンルの再編、Y2Kリバイバルなど、ポスト・コロナの音楽文化にフォーカスした一冊。
ferne ZWEI 刊行に寄せて
Interview
Telematic Visions × cosgaso
流体のムード――東京のインディーミュージックシーンの観察ログ
NordOst
遠泳音楽とは何か――天使、破壊、「君」に触れられないこと
門脇綱生
〈セカイ系〉音楽としてのParannoul――シューゲイザーにおける「脱構築」の系譜
鴉鷺
Interview
佐藤純一(fhána) × eba(cadode)
明日の叙景『アイランド』と架空のノスタルジア
清家咲乃
浜崎あゆみにおける〈セカイ系〉の詩学――あるいはTohji的ロードサイドの風景について
北出 栞
Interview
十五少女
Part1. 音楽プロデューサー・N/Part2. 酒井伸和(minori pictures)
ボカロ・コーリング・ユートピア――あなたのためにあったかもしれない理想郷について
江永 泉
ここがどこかでありますように――『イルミラージュ・ソーダ』から探る〈セカイ系〉的聴取論
患者mono
Interview
久保田晃弘(多摩美術大学 情報デザイン学科メディア芸術コース教授)
デザイン:竹久直樹
表紙・口絵イラスト:cosgaso
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