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天皇を旅する本 参号

  • K-46 (評論・研究|その他)
  • てんのうをたびするほん さんごう
  • 鹿角崇彦ほか
  • 書籍|A5
  • 66ページ
  • 800円
  • 2020/8/15(土)発行
  • 天皇ゆかりの地「天皇スポット」をめぐる同人誌第3号。

    今回注目したのは「失われた天スポ」です。時代の流れや、戦争・災害といった激動によって天皇を記憶するスポットも消滅したり、忘れられたりしてしまうことがある。聖蹟として顕彰されていながらも失われた「消滅聖蹟」を探訪しました。また存命の天皇を神として祀った「天皇生祠」の現在も追いかけました。消えた生祠、新たに生まれる生祠、明治以来祭祀が続けられている生祠……そんなスポットを訪ねながら天皇を祀った人々の心情、意識について考えています。

    その他、 「ヤタガラスはいつから3本足になったのか」……3本足でおなじみ、神武天皇を導いたとされる霊鳥ヤタガラス。しかし明治以降数多く描かれたそのイラストを調べてみると、3本足に描くのは必ずしも主流ではなかった。3本足ヤタガラスのイメージはいつから定着し、絶対的な「正解」になっていったのかを考えました。
    「皇室「お手振り」ヒストリー」……皇室といえば定番の「お手振り」、そのスタートはお手振りではなかった。かつて大元帥だった天皇が、国民にフランクに手を振り始めたのはいつからなのか。それはどんな変遷をたどってきたのか。映像や写真資料をさらい「お手振り」の歴史をまとめました。

    といった記事を載せています。

    さらに今回も豪華な寄稿をたくさんいただきました。 「珍寺大道場」小嶋独観氏からは、由緒ある勅願寺からの珍寺セレクションを。 オカルト研究家吉田悠軌氏からは、二・二六事件にまつわる怪談を考察する「昭和天皇にまつわる怨霊たち」。 近現代史研究家じとうさんによる「天皇の戸籍」にまつわる公文書読み解きコラム。 皇室とおばけを研究テーマとする茂木謙之介先生からは、令和の代替わりにネットを駆け巡った言説を分析した「令和改元と「瑞祥」言説ー天皇と不可思議現象の現在ー」を。 そして、皇室ウォッチの第一人者、コラムニストの辛酸なめ子さんによる超貴重な自筆年賀状セレクション。

    たぶん他に類書のない珍しい天皇探求本になっていると思います。

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