こちらのアイテムは2024/5/19(日)開催・文学フリマ東京38にて入手できます。
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きずあと/パンダの中には

  • 第二展示場 Eホール | い-55 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • きずあと/ぱんだのなかには
  • 小島宇良/雨下雫
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 116ページ
  • 700円
  • 2024/5/19(日)発行
  • きずあと
    今朝、スカートの丈を伸ばした。傷跡を隠すためだった。 中学の時に兄を事故で亡くして以来、私と家族は傷跡を抱えて生きている。 朝美は目に優しい金髪をした、一つ年上の同級生。ある日、私は朝美に足の傷見せてくれないかと頼まれる。 「引かないで欲しいんだけど。好きなんだよね、人の傷見るの」 私はたじろぎながらも朝美と仲を深めていく。浮いてる二人の刹那的青春譚。

    パンダの中には
    上野で働く私は夜な夜な奇妙な夢を見るようになる。巨大なコウテイペンギンの雛が「パンダの中におじさんが入っている!」と告げるのだ。 どうやら営業課の三隅さんも、同じ疑いを抱いているようで、私は彼女とパンダを見にいくのだった。 そこに謎の組織、〈パンダ解放機構〉の構成員を名乗る穴熊という男が現れて……。 これは陰謀?それとも妄想? 白黒つけたいとある男の物語。

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