編集者からの言葉
フランスの画家ジャン・デュビュッフェの提唱した
アール・ブリュット、
「生の芸術」という言葉がある
正規の教育を受けていない、
既存の潮流に影響されない表現を指す。
アール・ブリュットという言葉があるならば、
別府倫太郎の書くものは
アール・ブリュット「生の文章」そのものである
ー創作は欠けている地点から始まるー
描くということについて表現した絵と文の連作。
ーいつから始まって、いつまで続くのか、
どこから来て、どこに行くのか。
それは前触れもなく始まって、当然のことのように行われてゆく
小学生の「ぼく」から見える学校と世界。
一人称で書かれた「ぼく」の小説。
ー「コミュニケーション力がありますから、
そうじゃないと思います」
とある診察室から始まる存在理由=レゾンデートルについての思索
ーただ切ないだけは詩は生まれない
夕暮れがどんなに甘かろうと
存在しているのはぼくだからー
十遍からなる詩と写真。
創刊によせて
この度、文藝レゾンデートルを創刊いたします。
レゾンデートル(raison d'être)は、フランス語の哲学の言葉で存在理由、存在意義などを意味する言葉です。
自分の存在について考えること、自分の存在理由と向き合うこと
それこそが創作なのではないかという考えに立って、レゾンデートルという名前をつけました。
内容については妥協せずに、だけれど、どこまでも自由で、幅のあるものにしていきたいと思っております。
みなさま、どうぞこれからも末永くよろしくお願いいたします。
別府倫太郎
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