それは、青く苦い春を生きる青年と家族の物語……。壊れかかった……、けれども真っ当な青年は『今』を生きる……。
自分を【愛する】事とは何か、【家族の絆】とは何か……。
高校生一年生の五十嵐颯太は、家具職人の父である純平に憧れていた。自身も同じ道に進む事を夢見てきた。しかし颯太はひとつ大きなコンプレックスを抱えていた。それは自分だけが家族の誰とも似ていないという事である。心苦しくも母、薫子の不貞を疑っていた颯太であったが……。
※重たく、また薄暗い雰囲気でストーリーが展開されます。
2021年度小説現代新人賞一次通過作品です。お披露目するのは、今回が初めてです。決して安く無いお値段ですが、お手に取って頂けると幸いです。素敵なご縁があります様に。