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第34号:石

  • 第二展示場 Fホール | つ-19 (小説|アンソロジー)
  • いし
  • 東武 アオイヤツ ひめ草 矢樹育子 青山雪子 綿貫亘 川和真之
  • 書籍|A5
  • 138ページ
  • 500円
  • 2022/11/20(日)発行
  • サークル「ペンシルビバップ」の発行する、 エンタメ小説、純文学、エッセイ、詩、短歌を載せた、文芸総合同人誌です。 作風もジャンルもバラバラのメンバーが書く様々な文芸作品、 第34号のテーマは【石】
    川に向かって投げた石、海辺で見つけた綺麗な石、 怪石、奇岩、伝承の石。足元を転がり誰にも気づかれない小石。 身近にある様々な【石】をテーマにした文芸作品を集めました。 皆様に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

    ■小説あらすじ

    【くだけぬいし】東武  宇宙の始まりよりも古くから存在すると、歴史の裏に語り継がれる黒き石。  石は称える者には英知を授け、侮る者には死を与える。  石の力に操られ、小さな村に惨劇が始まる。
    【石の上にも三〇年】アオイヤツ  動画配信者タケルとそれを見守る彼女の話。  ネットの向こうにいる誰かだって人間だ。
    【残響】本島としや(ゲスト)  静岡県掛川市に実在する「小夜の中山夜泣き石」の、 『江戸時代に女性が山賊に斬られた現場の石から毎晩すすり泣く声が聞こえる』という伝説をベースに、  実際はこうだったんじゃないかという妄想を書いた作品です。
    【隕石が落ちてきても私は死なない】本島としや(ゲスト:二作目)  担任の教師は頭が禿げており、ひきこもりの兄も禿げている。  交通規制をする警官はたぶん禿げており、ファミレスの店員に怒鳴っていたおっさんも多分禿げだ。  彼らは勝手に禿げただけだが、大地は隕石によって禿げてしまった。  どれほど禿げ上がっても、私は生き延びる。  禿げは死んでも禿げたままだ。

    【石をあつめる】ひめ草  一歳半の子どもと散歩。  一見穏やかなようで、でも内心穏やかでないようで、  子どもはおかまいなしに石を拾い集める。
    【ビンの中の石】矢樹育子  メッセージインアボトルの物語です。  誰しも経験があるでしょう、ガラス越しの宝物を大切にした記憶が。  そんな不思議な時間を紡ぎます。
    【石を食べる彼女】青山雪子  会社の飲み会で隣になった彼女の出身地では、石を食べるのだという。
    【石だまりの部屋で】綿貫亘  江戸時代ごろのお話。  岩のように大きな男は柳のように細い男と出会う――――。
    【狐の恩返し】川和真之 「ねえ、私たちって、結婚するのは難しいと思うの」  結婚式前夜に、彼女はそう言った。真剣な眼差しで。

    他、「石」がテーマのエッセイ3作、詩が3作、短歌7作の大ボリュームでお届けします。

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