かつて存在したはずの
青春時代の一欠片
淡い記憶をもう一度
夏・秋・冬の3つの季節をイメージした短編3本を収録。
思春期から青年期にかけての男女3人の複雑な心情を繊細な筆致で描いた物語集。
収録作のイメージボードをプリントしたポストカード付き700円
同販の詩歌集『瑠璃の花』とセットで1000円
各作品あらすじ
【クジラとぼくと】
あの日見たクジラを今でも忘れずにいる……。
東京のはるか南、とある島で暮らす少年は岬でクジラと出会う。祖父から貰った不思議な呼笛のおかげだ。何度もクジラに出会う内に少年は不思議な体験をするが、そんな日々はある日突然を終わりを迎える……。
––––かつての少年時代と取り戻せない思い出をめぐる物語
【セキレイ】
かつて愛を知ったはずの男と、未だ愛を知らぬ女がふとしたきっかけで巡り合う。大学入学を機に変わろうとする2人は徐々にお互いに惹かれていく。––––愛を知ろうとする2人の不器用な物語。
【白い音】
高校生の「わたし」は無理やり合唱コンの伴奏役を任される。音楽が嫌いなはずの「わたし」が練習を続けられるのは、「彼女」のおかげだ……。
––––ふれたら雪のように溶けて消えてしまいそうな、そんな思いを抱えた少女の切ない物語