こちらのアイテムは2023/11/11(土)開催・文学フリマ東京37にて入手できます。
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結婚したら名字を変えたい——世間の片隅で「お前も腹巻にしてやろうか!」と叫んだ原真希——

  • 第二展示場 Eホール | え-18 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • けっこんしたらみょうじをかえたい せけんのかたすみで「おまえもはらまきにしてやろうか!」とさけんだはらまき
  • 井笠真男
  • 書籍|B5
  • 16ページ
  • 0円
  • 2023/11/11(土)発行
  • 一発ダジャレオチのショートショート。コピー本。無料配布だす。

    <冒頭サンプル>

     ワタシは、結婚したら姓を変えたいと思っています。近い将来に「選択的夫婦別姓制度」が導入されたとしても、ワタシは結婚を機に、夫の姓を名乗りたいのです。

     勘違いしてほしくないのですが、ワタシはなにも、「夫婦別姓になるとイエ制度が育んできた家族の絆が壊れる」だの、「古き良き日本が失われる」だの、そんなエモーショナルな夫婦同姓擁護論を支持しているわけではありません。

     だいたい、「家族の絆」って、苗字を別にするだけで壊れてしまうような、そんな脆いものなんですか? だとしたら、ちょっとヒドイこと言うようですけど、「イエ制度で育まれてきた家族の絆」なんて所詮、吹けば飛ぶくらいの薄っぺらい「絆」じゃないですか。

     それに、日本では殺人事件の五割くらいが親族間で起こっているなんて言われているんですよね? DVの相談件数は年間一〇万件を超えていると聞きますし、一週間に一人、児童虐待で子供が命を失っていると聞いたりもします。そんな現実の前に「家族の絆」だなんてキレイごといわれても、ちょっと説得力がなさすぎです。

     ということを十分に踏まえたうえで、改めて、ワタシは結婚したら苗字を変えたいのです。これはもう、ミソジニーがどうとか、フェミニズムがどうとか、そういうことでは全然なくて、ただただ、ワタシの個人的な理由からです。

    「お前にどんな理由があるというのだ」「お前は一体何者だ」とお思いの方もおられることでしょう。ご紹介遅れました。はじめまして、ワタクシ「原真希(はらまき)」と申します(女性・会社員・アラサー)。

     原真希、ハラマキ、はらまきで、ございます。しばらくの間お騒がせいたしますが、これから腹巻きの心の叫びを、どうぞご静聴ください。


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