こちらのアイテムは2023/11/11(土)開催・文学フリマ東京37にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京37公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

ひとひら

  • 第一展示場 | P-05 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • ひとひら
  • 古木融、夜永コウ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 72ページ
  • 500円
  • 「青い戯れ」
    偶然電車に乗り合わせた少女に酷く惹かれた主人公。声をかける
    と、「おいで」と腕をひかれ彼女の家へ行くことに。わたしは彼女にどんどん執着していく。ある日、わたしは彼女に絵の具を塗りたいと言い出し…。生ぬるい空気のなかを二人で過ごした大学一年生の夏休み。

    「白い栞」どこか憂いのある瞳を持つユリ。そんなユリに憧れを持つヒナ。ある日学校の近くの森へ行こうとユリに誘われる。「なんだか自然と一体になりたいの、わたし」生々しい感情と少女たちの美麗さが交錯する一編。 ダークで耽美な世界にひとひらの優しさを。

    「哀を繋いで」  二年前の冬に死のうと思って入った森で出会った、不老不死の少女アイ。主人公・凪沙はアイが住む、山奥のコテージに泊まりに行く。楽しい時間を過ごす中で、凪沙は日常に戻ることを拒むようになっていく。そして、眠れない深夜二時、凪沙は「帰りたくない」とアイに告げる。同じ傷を抱える二人の、或る夏の日の話。

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