「青い戯れ」
偶然電車に乗り合わせた少女に酷く惹かれた主人公。声をかける
と、「おいで」と腕をひかれ彼女の家へ行くことに。わたしは彼女にどんどん執着していく。ある日、わたしは彼女に絵の具を塗りたいと言い出し…。生ぬるい空気のなかを二人で過ごした大学一年生の夏休み。
「白い栞」どこか憂いのある瞳を持つユリ。そんなユリに憧れを持つヒナ。ある日学校の近くの森へ行こうとユリに誘われる。「なんだか自然と一体になりたいの、わたし」生々しい感情と少女たちの美麗さが交錯する一編。 ダークで耽美な世界にひとひらの優しさを。
「哀を繋いで」 二年前の冬に死のうと思って入った森で出会った、不老不死の少女アイ。主人公・凪沙はアイが住む、山奥のコテージに泊まりに行く。楽しい時間を過ごす中で、凪沙は日常に戻ることを拒むようになっていく。そして、眠れない深夜二時、凪沙は「帰りたくない」とアイに告げる。同じ傷を抱える二人の、或る夏の日の話。
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