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月と散文

  • 第二展示場 Eホール | あ-27〜28 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • つきとさんぶん
  • 又吉直樹
  • 書籍|四六判
  • 290ページ
  • 1,760円
  • https://www.kadokawa.co.jp/pr…
  • 2023/4/24(月)発行
  • センチメンタルが生み出す爆発力、ナイーブがもたらす激情。

    いろんなものが失くなってしまった日常だけれど、窓の外の夜空には月は出ていて、書き掛けの散文だけは確かにあった―― 16万部超のベストセラー『東京百景』から10年。又吉直樹の新作エッセイ集が待望の発売!

    もくじ

    はじめに
     
    【 満月 】
    いろいろ失くなってしまった日常だけど 
    鼻で息をしはじめたのは六歳の頃だった 
    生きてみよう。 
    物件情報を眺めていた若い二人 
    どこでも眠れる 
    自動車の運転免許が欲しい 
    あの人達もコンビなんかな 
    花の家 
    この夜の話も伝説みたいに語られるんかな? 
    昭和最後のヒットソング 
    カレーとライス 
    存在しない物語の感想文 
    サボろうか、向き合おうか 
    アホな優しさ 
    どこで間違って本なんか読むようになってしまったんや 
    あの頃のようには本を愛せなくなってしまった 
    コーラスの実家の風景 
    一九九七年の初日の出 
    あの声に憧れる理由は 
    夕暮れに鼻血 
    同じ月を見てたらいいな 
    って言ってたよ 
    だるまさんが転んだ 
    愚直なまでに屈折している 
    ゴミではない 
    家で飼えない孤独 
    命がけの指導でした 
    証明写真機 
    詩ではなくて、 
    髪型の歴史 
    自分語り 
    思い出すことのできる最も古い記憶の自分は泣いている 
    花火が終わった後の空には瘦せた二日月だけが残っていた 

    【 二日月 】
    始まりの灯り 
    洗った手で汚れた蛇口を閉める 
    覗き穴から見る配達員 
    喫茶店からの重要な伝言 
    しりとり 
    よく喋る脳 
    職務質問をする 
    半袖はあかん 
    全然、乾いてないやん 
    泥を飾る 
    アメリカ支部 
    銀河系永久光のチャンピオンです 
    マタキチさんはどうですか? 
    噓を吐いた方がいい場面 
    酔って変なこと言うてました? 
    「繊細だと自分で主張する人は繊細じゃない」と馬鹿が言う 
    芸人が芸事以外の表現をする時代 
    どの面さげて誰が言うとんねん
    本人確認したいのですが 
    ほんまは怒ってないで 
    戯・語源辞典 
    闖入者 
    字が上手くなりたい 
    三人の少年 
    散文 #64号 
    想い出が映るんだよ 
    ドライアイスが思ったより怖い 
    なにか言い残したことはないか? 
    参拝 
    四十二歳の誕生日 
    死神 
    散歩 
    魂を解放してもいいですか? 

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