『一冊で読む日本の近代詩500』
詩の研究をしている西原大輔(東京外国語大学)です。日本の近現代詩は、どうしたらもっと多くの人に読んでもらえるだろうか。その一つの答えとして、今年2023年に『一冊で読む日本の近代詩500』(笠間書店)を作りました。
これまで、有名な詩をまとめて読むのは意外と大変でした。多くの詩集は、詩人別に出版されています。たとえば、文庫本で『草野心平詩集』を買ったとします。たくさんの作品が収録されていますが、どの詩が特に有名なのか、よくわかりません。この不便を解消するには、各詩人の評価の高い作品だけを1冊に集めるのが良いと考えました。
この本さえあれば、詩集をあれこれ個別に探す必要はありません。『一冊で読む日本の近代詩500』には、明治の新体詩抄から立原道造まで、すべての有名な近代詩が収められています。よく話題になる著名な詩だけを集めましたので、効率的に良い詩に出会えることでしょう。
それぞれの詩の後にある3行の短い「メモ」では、作品の要点を完結にまとめています。新視点も盛り込んであります。研究者にも便利なように、全ての詩に「出典」欄を設け、出典情報と初出情報を掲載しました。
本の販売よりも、ご来場の皆様との会話を楽しみにしつつ出店しています。気楽にお立ち寄り下さい。詩を読む講座もやっています。講座の情報はブースにて。
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