17歳の五十嵐文彦は、祭りで賑わう街中で「占い」と書かれた看板を見かける。人生に疲れて意識が朦朧としていた文彦は、看板に導かれるように路地へ入っていく。鳥居に囲まれた石段を上り終えた文彦は、神社と思しき建物の中で、宿曜師見習いを名乗る同い年の少女、星加屋鈴と出会う。
「五十嵐和佳子さんは、明日亡くなります」
人の一生を見ることができるという鈴に、妹の一生を占ってもらった文彦は、彼女から衝撃の未来を聞かされる。妹、和佳子を救うためには、祈祷で彼女の星の動きを変える必要があるということだった。
二人は、和佳子の運命を狂わせる悪い星を探り供養するため、過去を巡る旅に出るのだった。
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