「慰めの館」と呼ばれる不思議な洋館から出られなくなってしまった女子大学生のくれはは、洋館で出会った機械人形の少年と、悪霊の少年の二人に翻弄されながら日々を過ごしている。
謎めいた彼らの話によれば、慰めの館には悪い魔女か、魔女に関係するモノしか立ち入れず、傷が癒えるまで出られないとの事だが、くれはには悪い魔女も傷も全く見当がつかない。
くれはは洋館から出られないまま、今日もまた、少年達から「少年と悪い魔女」の物語を聞かされる──
小学生の楓は、クラスで一番かわいい女子に告白されてもオッケー!と即答が出来なかった。
楓はその原因について、引っ込み思案な姉の碧(みどり)に彼氏がいないからだとして、碧に彼氏を作らせようと決意する。
碧の親友にも手伝ってもらい、どんどん綺麗になる碧。
性格も少しずつ昔の明るさを取り戻していき全てが良い方向に向かっている筈なのに、楓は自分の姉に対する想いに気が付いてしまう。
キーワード:日常/姉弟/明るい失恋
汐見少年の憧れの画家、岬先生。
その岬先生が自分の中学の美術教師をしている幸せを噛み締めていた汐見だが、ある時、彼女が来年から芸大の特別講師になる事を知る。
「どうか僕を、先生の作品にして下さい」
どんな形でも構わないから、彼女に自分の存在を刻み付けたい。そう考えた汐見少年は、先生の『秘密』を利用して自分をモデルに絵を描いて欲しいと依頼する。
岬先生は「描き込められる程、汐見くんの存在が自分の中に入ってきたら」という条件付きで汐見少年の依頼を受ける。
そうして二人の、春までの奇妙な関係が始まった──
キーワード:シリアス/恋愛と崇拝/背徳的
※インターネットに投稿したものに、一部加筆・書き下ろしを加えた再録集となっています
※この巻は三部作の中巻にあたりますが、単品でも問題なくお楽しみ頂けます
※上巻にあたるリンゴの章は現在完売し再販の予定はありませんが、上巻の重要話およびシリーズの原点である『期間限定ネバーランド』は単話で頒布しております。シリーズ(特に下巻)として楽しみたい場合は、『期間限定ネバーランド』も併せてお読み頂く事をお勧めします。
※在庫僅少の為、当日の見本置き場にはございません。店頭で短時間のパラ読みは可とします