波の音響く、どこまでも続くかのような廣く雄大な海。一見穏やかに見えるが、たちまち天候が崩れれば人々を食らう大きな牙となる。かつて生きていた海の超越者が同時に「試練の超越者」であったのと同じように、場合に寄り海が齎す影響は大きな試練となって立ちはだかるのが大海の常だ。
これは、かの超越者と同じ、海の名を持った一人の少年の、昔々の話。
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※こちらはコピー本です。製作者が自力で綴じる為、ご了承ください。
※こちらの作品は小説「楽園遊記」の番外編であり、同じく番外編の作品「天ノ蓮、散りゆく花弁」の後日談です。単体でもお楽しみいただけますが、本編二つを読む際に「大きめの」 影響が出る事はご了承ください。