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こちらのアイテムは2023/5/21(日)開催・文学フリマ東京36にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京36公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

甘い世界に浸っていたい。

  • 第一展示場 | L-22 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • あまいせかいにひたっていたい。
  • 四蜜
  • 書籍|A5
  • 76ページ
  • 500円
  • 四蜜初のアンソロジー


    託羽屋
    『戦略的グリンプス』
    「空っぽなのに魂が腐るんですか?」  宮城さんは一瞬固まった後、微笑みながら、「確かに、でも空っぽも腐るのもどっちも嫌ですよね?」と言った。

    中山徳次郎
    『白亜の街』
     「見ろよ。魚が泳いでる」みると道路に魚の影が何匹も見えた。完全に川と同じ環境になってしまっている。「出勤はどうしよう」 山田が言うとどこからともなく、ボートに乗りオールをこぐ男が道の上にできた水上をその船で走ってきた。

    相川浩二
    『逸脱と落下』
     「この水を飲むんですか、先輩。せめて布で濾しませんか」異を唱えた涼介に主将の佐々木は「大丈夫だよ。じきに慣れるから心配ない」とニヤニヤしながら答えた。

    凛田まんぞう
    『疾走』
     義祖父は前方から月明りを受け、何物にも掴ま らず、両の足で、背筋を伸ばして立っていた。 その立派な立ち姿は九〇どころか六〇歳ぐらい にすら見えた。 立てないんじゃなかったのか――。 私はなんだか怖しくなり、声をかけることもな く布団に戻った。

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