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刺集 残響

  • 第一展示場 | P-11 (詩歌|現代詩・散文詩)
  • ししゅう ざんきょう
  • 近江マイコ
  • 書籍|A5
  • 58ページ
  • 500円
  • 2023/5/21(日)発行
  • 既刊
    『刺集 残響』(第二刷)詩集 500円
    "死のうと、思っていた"
     作者が迷悩し、煩悶しながら書いた百篇の短い詩の中から、選りすぐった五十五篇の詩を収めた、詩集ならぬ「刺集」。初版売り切れに伴い、ボーナストラック的な一篇を加えた第二刷。

    ~冒頭~
    「あなた」

     死のうと、思っていた
     あなたと同じく、誕生日を迎える前に
     歳は違えど、誕生日を迎える前に
     それがまだ、こうやって、のうのうと生きている
     否、生かされている
     誰の意思かはわからない
     ふと、思いをはせる
     宇宙はどうやってできたのだろうか
     やはり、全知全能の唯一神が成したのだろうか、と
     そんな神の存在を、近ごろぼんやり想うようになった
     わたしは、確かに、生かされている
     わたしは、誰かに、生かされている

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