「どうして、本が好きになったんですか?」そう問われるたびに、いつも口ごもってきました。学校にも家にも居場所がなく、小学生の頃から図書館に入りびたってきました。そこでは静かに並ぶ本達が、いつだってわたしを守ってくれました。
「どうして、本が好きになったんですか」その答えが、この一冊にはあります。かつて夢中になった児童書から、大人と呼ばれる年齢になってからも繰り返し読み返した小説まで。これまで出会ってきた本達への、ラブレターのようなつもりで書きました。
本はただの紙の束ではなくて、辛いときや苦しいとき、いつだって物語の世界へと誘ってくれる。私にとって、かけがえのない存在でありつづけました。
noteに掲載した書評から書き下ろし、かつて他の媒体で書いた記事から本にまつわるエッセイ。できるだけ、色々なジャンルの作品を紹介しています。そのうちの一冊でも、「この本、読んでみたい」と思っていただけたら幸いです。
文学フリマ東京35にて初披露の新刊になります。オンデマンド印刷。
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