私達の街には神様がいる。神様以外には何もない。この盲腸線の終着駅のホームには椅子に座った神様がいて、舟は篝火を掲げて観音堀を山女湖のほうへと下っていく……どちらにしても私達は行き詰まっているのだ。それはそうとして、あんたが舟に乗ってしまったら駄目だろ?
毎度有り難うございます。個人文芸サークルLousismです。前回の文学フリマ大阪にて販売した既作中編「かみはちの女の子、しもはちの女の子、ずっと解体中の下八条マンション」up down girlsと、今回の新作中編brought ashoreを並録した私達の街シリーズの最新作です。大丈夫、最後はどうせ笑って終わるよ。私達は神様のことなんて何も分からないのだということを、私達は取り敢えず認めねばならないのだと思う。
ではでは、会場でお会いしましょう。
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