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くわしくは文学フリマ東京35公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

星間滑翔

  • 第二展示場 Eホール | き-43 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • せいかんかっしょう
  • 壬生キヨム
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 48ページ
  • 500円
  • 2021/3/24(水)発行
  • 兵庫県芦屋にある雑貨屋「月光百貨店」で開催された
     【僕の「星の王子さま」展】
     2021/3/24(水)~4/18(土) *3/31,4/5,4/13休廊*
    時間▶14:00~20:00
    場所▶月光百貨店様(@mujyuryoku2014)

     に合わせて発行した『星の王子さま』と「この世界」を テーマにした短歌集です。

     文庫サイズ/48P/106首

     連作タイトル
    ・鍍金星の王子さま(めっきぼしのおうじさま)
    ・兄の番人
    ・星間滑翔

    【サンプル】『鍍金星の王子さま』(抄) 

    清潔なシェルターだった人々は結局滅んでしまったけれど 

    戦時下の家出に成功した帽子 道で車に轢かれる帽子 

    金鍍金はがして王子は飛び立ってもうこんなとこに帰ってこない 

    順番に崩壊のこと発表し ここもまたなくなる直前 

    コーヒーじゃないものもあると知っていたけれど入らず寄り道をする 

    あっさりとわかってしまった 人にその部品がないと動かないこと 

    その季節はときどき光を送り合う向こうの星に住んでるひとと 

    森にあるたったひとつの椅子の前にあなたは立っても差し支えない 

    何事もなかったように教師は元通りにしためちゃくちゃ現場を 

    劇的に滅びた星を牢獄の天文学者が黙っていたこと 

    どんぐりを拾う瞬間後悔をしているかいと聞いてしまった 

    からくりで動いている犬 誰からも見えない人と話している人 

    はじめからなかったことにもできるけど傷の形も気に入っている


    【サンプル】『星間滑翔』(抄)

    はじまりへ帰還するから 満開の桜の森を教えもせずに 

     間の定義に反発するために夜が明ける前に出ざるを得ない 

    左様なら 治す力はあるけれどわざと残した焼け跡 いくつか 

    戦火から遠く離れて本当は偵察に飛ぶ番だったのに 

    たぶん長く苦しむことを知っていても「全部壊れる」ボタンを押さない 

    死ぬときを見届けるほど懐かせてついに名前を呼ばなかったね 

    決行の前夜お前が呼びに来てペンを諦め銃を取ること 

    かつて僕は寡黙な庭師にあこがれて冬を憎んだ それを悔いている 

    死ぬときは一緒だ 夢で作られた世界の亀裂をともに眺めて 

    対策を信じるな 叛け まずきみを裏切るものはぼくだと思え 

    今日がもう最後と思って記述するこれはお前のための言葉だ 

    一夜にて花畑になれ砂の町 なんて言うべきでなかったね 

    家並みが尽きるところに住む人を尋ねる 兄には報告せずに 

    生まれがいを上方修正 勝手に売られた設計図を買う

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作中人物月へ行く星間滑翔庭には二羽の竜の子が来る

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