こちらのアイテムは2022/11/20(日)開催・文学フリマ東京35にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京35公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

  • 第一展示場 | C-17 (小説|純文学)
  • あか
  • 工藤 健一
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 164ページ
  • 2022/11/20(日)発行
  • 『赤』■・・・短編集です。

    ・164ページ

    ・文庫本サイズ

    ・1ページあたり16行×38字

    ・文字サイズ9pt

    ・文字レイアウトは新潮文庫に近いです。

    ・シンプルな表紙(カバーはなし)


    【目次】

    ● 新宿駅で100万円を使う

    ● トッピング・ナイト・フィーバー

    ● 週末型宇宙飛行士

    ● ショッピングモールでの遭難 

    ● たてこもり

    ● 夜のカフェテラス

    ● トラブルメーカー  

    ● 返却者


    【各作品のあらすじ】

    新宿駅で100万円を使う ・・・(400字詰め換算で約17枚)

    新宿駅の宝くじ売り場の前で『自分』はスクラッチの宝くじで100万円が当たったら……という妄想を繰り広げる。あれこれ考えた末に、心の底から満足できる100万円の使いみちを見つけることになる。


    トッピング・ナイト・フィーバー ・・・(400字詰め換算で約9枚)

    深夜1時、『僕』は無性にハンバーガーが食べたくなる。ドライブスルーで入ったそのファストフードの店は、なんでもトッピングできるのが売りだった。思いつくままに大量のトッピングをお願いする『僕』に、店員さんは予想外のトッピングを提案してくる。


    週末型宇宙飛行士 ・・・(400字詰め換算で約15枚)

    大学卒業後、フリーランスでプログラミングの仕事をしながら自家製ロケットを趣味でつくって宇宙探索をしていた『M』。64回目の宇宙探索に出かけた彼は、なぜか地球へ帰ってこなくなる……


    ショッピングモールでの遭難 ・・・(400字詰め換算で約61枚)

    迷子になりやすい体質の『自分(男性)』は、時代が変わるタイミングの10連休に世界最大級・24時間営業のショッピングモールに出かける。あまりの広さに出口が見つからず、迷子が長時間続き、遭難状態に陥っていることに気づく。モール内で遭難生活に必要なものを調達しながら、『自分』は遭難生活をはじめる。しかし数日しても出口を見つけられず、しかたなく元恋人に救助を依頼することになり……


    たてこもり     ・・・(400字詰め換算で約11枚)

    朝の満員電車。混み合って殺伐とした車内で元気よく泣く赤ちゃんを抱くひとりの女性に、誰かが大きな舌打ちをする。車内のいやな沈黙に耐えきれなくなったその女性は赤ちゃんを抱きながら、ある行動に出る。その行動を見ていた『私』は……

      

    夜のカフェテラス ・・・(400字詰め換算で約34枚)

    人間の言葉をしゃべるパンダが動物園を抜け出してきて、『僕』に話しかけてくる。カフェのトイレに行ったままどこかに消えてしまった娘を探し出そうと焦る『僕』に、パンダはある取引を持ちかけてくる。


    トラブルメーカー  ・・・(400字詰め換算で約10枚)

    福引きでもらった『トラブルメーカー』という謎の家電製品が、部屋の中に雨を降らせてくる。濡れていく部屋の中で困り果てていた『僕』のもとに彼女から電話がかかってきて「スイーツビュッフェ」に行こうと提案してくる。


    返却者 ・・・(400字詰め換算で約19枚)

    『若者』は22歳の誕生日に自殺を決意する。痛みのない死に方を探していた若者は、区役所のホームページでたまたま『返却課』を見つけ、自分の”身体”を返却する形での人生の終わらせ方を知る。身辺整理をした若者は、人生最終日に区役所へ向かう。



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