ざく。ざくっ、ざく。1歩、2歩、と歩みを進めるたび、靴の裏が砂を噛む。俺とヨウの静寂に唯一口出しするその音に、今は救われていた。他に何も音が無いことが、今の俺には耐えられなかったからだ。それほどに、大きな感情に体ごと飲まれてしまいそうだった…
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