【2018/09/09発行既刊】【web再録・再編集版】
いつも西日の差しているそこは、薄暮教室と呼ばれていた。
時は大正。とある片田舎の小さな町で、旅人は一人の若い男に出会う。桜の影をまとい、柔らかな木漏れ日に笑う彼は、子ども達の「先生」であった。翳りゆく季節、僅かずつ、しかし確実に擦り減っていく先生の憂う深い眼差しの先に、旅人は己の終着駅を見定めるのか――
約三年にわたりweb連載したものに加筆修正を施した完全版、長編第一弾。
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