―あとがき-
はじめまして、磯崎愛と申します。ひさびさのオリジナルの新刊がWEBや既刊からの再録集になりました。
『歓びの野は死の色す』の登場人物でもある三人の貴族の愛憎の物語。よく芥川の「藪の中」を思い出すと言っていただきますがそのとおりです。芥川、大好きです。
「月の花」
『歓びの野は死の色す』の前日譚。月の君は物語自体の重要人物でして、陰の主役みたいなところありますね。
「美の女神、海へ還る」ボッティチェッリの《ヴェヌスの誕生》のモデルとされるシモネッタが主役の書簡体小説になります。
「補陀楽の少年」悲劇の法王ダライ・ラマ六世の物語。いつか偉大な五世やソンツェン・ガムポ王等も書いてみたいです。
「視界樹の枝先を揺らす」『風と木の詩』ではオーギュとアスラン、ジュールとロスマリネが好きな方にお勧めです。
「ユメノナルキ」こういうのがおりてきて、小説になります。明け方にね、東から来るのよですよ。本当に。
では、またいつかお目にかかれますように!