こちらは2023年3月発行の【旧版】です。
鉱石の調理法と食べ方などを紹介した妄想レシピ集。
石ころを見て「……おいしそう」と思ったことはありますか?
ある方も、ない方も、どうぞお腹いっぱい召し上がれ!
百花蜜の別名。喝采だけを濾過、結晶化すれば青琥珀、加熱圧搾すれば再琥珀。どちらも酵母を含んで産出するため、水に浸しておけば琥珀酒に、没薬・松脂・葡萄酒・肉桂と混ぜれば煉香に。一匙の甘味は悪戯に唇を撫ぜ、二匙の黄金香は舌を誘う。三匙に熔ける飴色の囁きは、吐息を掬って、閉じ込めて。(鉱物調理帖「琥珀」)
掲載イラストは全てカラー。
初版:2019年3月(35種・全40頁)
増補版:2020年3月(9種追加・全50頁)
新版:2025年5月(10種以上追加予定・新版の価格は未定)
- 琥珀(こはく)*
- 水宝石(アクアマリン)
- 黄玉(おうぎょく)
- 黒縞玉(オニキス)
- 遊色石(オパール)
- 橄欖石(かんらんせき)
- 白雲母(きらら)
- 孔雀石(くじゃくいし)
- 月長石(げっちょうせき)
- 煙水晶(けむりすいしょう)
- 紅玉(こうぎょく)
- 碧琥珀(コーパル)
- 黒耀石(こくようせき)
- 金剛石(こんごうせき)
- 砂金石(さきんせき)
- 柘榴石(ざくろいし)
- 珊瑚(さんご)
- 真珠(しんじゅ)
- 翠玉(すいぎょく)
- 赤鉄鉱(せきてっこう)
- 蒼玉(そうぎょく)
- 大理石(だいりせき)
- 電氣石(でんきいし)
- 天青石(てんせいせき)
- 虎目石(とらめいし)
- 土耳古石(とるこいし)
- 軽石(ぱみす)
- 春花崗岩(はるみかげ)
- 燧石(ひうちいし)
- 玄御影(ふゆみかげ)
- 碧玉(へきぎょく)
- 紫水晶(むらさきすいしょう)
- 瑪瑙(めのう)
- 砂岩(ワッケ)
- 蛍石(ほたるいし)*
-----紙面文章部分のイメージ-----
――アクアマリン【Aquamarine】 分類:バラ科バラ属ベリル種
構造:六方晶系 硬度:7.5 比重:2.7
原産地は古代オリエント。バラ科バラ属の蕾の別名。
春雨の雫をまとった若緑の蕾が水色の緑柱石に似ることから。
(土壌に含まれる金属元素によって赤色はビクスバイト、金色はヘリオドールとも)
春の柔らかい水宝石は手折ってそのまま生食が香り高く、一等美味。
花を愛でる場合は、蕾の摘み過ぎに注意。
花数が多い四季咲きのフロリバンダ系統の場合でも、
蕾を生食するのは一株につき春に一~二個までを限度とする。
残りは全て花期を楽しみ、散り始めの花弁を集めてジャムにするとよい。
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A6(文庫)サイズの1ページが2段組で、
上部が鉱石のイラスト、下部が短文・短編です。
35種類のイラストはMyasnikova NataliさんとAlena Solonshchikovaさんの作品です。