朝早く目が覚めて、コーヒーを飲んでいた。生きる価値を見出せず、コーヒーを飲んでいたら堪らなく海に甘えたくなり、泣いた。近所にはドブ川のように腐ったような川しかないからだ。コンビニエンスストアでコーヒーを買うほどの心にゆとりも、なにもなく、ひどく虚しくなった。クリスマスは生きてはいなかった。生きていないクリスマスを祝う家庭やアベックを燃やしてキャンプファイヤーして、心を安らげさせたかったのだけども、そうはいかず、携帯電話で、電話帳をながめていては、吐き出し口がないことに、落胆する。そんな一日のサイクルに、心も頭も追いつかなく、手相をみていたら、謎の線がつらなっていて、きっとこの線もなんかしらの理由があるのではないかと、疑問に思い、手相を数分間ながめていた。カラオケ嫌い。
(「無職」より)
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