遠い未来、人は想いに耐えられない体になった――
今や人は何も抱えこまない。抱えてしまえば、耐久度が下がって死んでしまうから。
感情に対しての身体の耐久性が数値化された世界で、人々はそれを『耐久度』と呼んだ。
耐久度が高く、頭脳明晰な少年、ヤチ。一方で、耐久度が低く、体が弱い少年・ハルカ。
日常はずっと続いていくと信じていた。しかし、ハルカの二の腕の数値は無情にも――。
残りはあと数パーセント。限られた時間はごく僅か。最期に2人は何を想うのか。
これは儚く脆い、命の青春譚。
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