【ご挨拶】
こんにちは、同人サークル
<アレ★Club>です。
前号『アレ』Vol.3から半年、ついに新刊
『アレ』Vol.4を刊行します。
【今号の特集】
今回の特集は
「人の外から、あるいは人から外れて」です。
文理を問わず非人間中心主義の思想が流行し、AIやロボットが社会進出しつつある現状を踏まえて、
人の外にあるアレ、人から外れるアレを通じて、改めて
「人間」とは何かを考えます。
櫻井エネルギーさん描き下ろしの表紙が目印です!
【目玉記事】
今号の目玉記事は以下の三つです。
①
アラン・バディウ氏による特集巻頭言
『哲学宣言』(1989)や『世紀』(2005)の著者である哲学者の
アラン・バディウ氏に、今回の特集巻頭言をご寄稿いただきました。
「ポストヒューマン」や「トランスヒューマニズム」といった非人間中心主義的思想が流行している現状を踏まえた、本誌読者へのメッセージです。
②
小泉義之氏インタビュー
『生殖の哲学』(2003)の著者であり、ドゥルーズやデカルトの研究で知られる哲学者の
小泉義之氏に、
「生殖と生命」をテーマにインタビューを実施いたしました。
『生殖の哲学』以後の世界の現状、批評と想像力、絵画とセクシュアリティ、人類絶滅後の世界、さらには最新作『あたらしい狂気の歴史』(2018)についてなど、様々なトピックを横断しながら、氏独特のスリリングなお話が展開されています。
③
金岡博士インタビュー&
<(株)人機一体>見学レポート
立命館大学発のベンチャー企業
<(株)人機一体>の代表取締役社長であるロボット工学者の
金岡博士に、
「ロボットとの正しい付き合い方」をテーマにインタビューを実施いたしました。
「人が手足の延長・拡張として使うロボット」とは何か、「パートナーロボット」との違いは何か、ロボットが普及することで世界はどう変わるのかなど、「人が
“使う”ロボット」の開発者の立場から見た、ロボットが普及しつつある現在と未来についてのお話です。