「あの日も、季節外れの雪だったんだよね」
あの日? 尋ねる前に、彼女は言った。
「さん、いち、いち」
ゆっくりと区切るように発せられたその言葉は、変に弾むような響きを持って僕の耳に届けられた。まるでバレリーナが跳ねるような軽やかさで。ホップ、ステップ、ジャンプ、みたいに。こちらのブースもいかがですか? (β)
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