甲原竜美は、自分がゲイであるという自覚とともに家族から逃げるように生きてきた。それにも関わらず、本名で小説家としてデビューしたことで、家族との亀裂は決定的なものとなってしまった。なかば投げやりに日々を過ごしていたその年の春、竜美は長身の美青年、八重樫セリに出会う。一見底抜けに明るい彼の笑顔に、どうしようもない憂鬱さを感じずにいられない。そして竜美は、セリの苦痛と出会う一方で、自身の苦痛とも対峙していく。
※現在、鋭意執筆中です。
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