幻想ニライカナイ

• Eホール(1F) | C-68 (小説|SF)→配置図(eventmesh)
• げんそうにらいかない
• ノザキハコネ
• 書籍|文庫判(A6)
• 304ページ
• 800円
• https://kakuyomu.jp/users/hak…
• 2016/10/31(月)発行
• ――明治三十九年。 淫祀邪教と迷信がこの国から廃滅されようとしていた時代。偽りの神を焼く男はそこで不思議な少女と出会った。『神社合祀奇譚』
  
  ――宝永二年。 江戸時代。遭難した”異人”が誑かされた迷信とは……。『未知との遭遇』
  
  ――昭和二十年。 艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。一人の日本兵が静かな海岸に辿り着いた。そこは黄泉・根の国・常世・妣の国、そしてニライカナイ――神話の時代から様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっていた。海岸に暮らす不思議なノロの語りと民俗学の知識を杖にして、男は二つの民族が夢見た幻想の世界を覗きこむ。『幻想ニライカナイ』
  
  神とは、神話とは、異世界とは――？　民俗学的知見を元に幻想へと切り込む珠玉の作品集。