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部屋をめぐる旅

  • ク-28 (小説|海外文学・翻訳)→配置図(eventmesh)
  • へやをめぐるたび
  • 加藤一輝
  • 書籍|A5
  • 86ページ
  • 500円
  • 2015/12/31(木)発行
  • 『グザヴィエ・ド・メーストル伯爵全集(上)』として文庫化したため単行本は絶版しました。ご了承ください】

    フランス革命の最中に自室を旅したという不思議なエッセイ、グザヴィエ・ド・メーストル『部屋をめぐる旅』の全訳です。
    昭和15(1940)年に永井順『部屋をめぐつての隨想』として既訳されていますが、現在では入手困難のため、その後のメーストル研究の進展を踏まえつつ新訳し、訳註を加えました。
    (原典:Xavier de Maistre, Voyage autour de ma chambre, 1796 (Paris))
    グザヴィエ・ド・メーストル(1763-1852)はサヴォワ生まれのフランス語圏作家で、本職は軍人です。反動思想家ジョゼフ・ド・メーストル(1753-1821)の弟でもあります。
    試し読みはメーストルbot @X_de_Maistre からどうぞ。

    きだみのる『気違い部落周游紀行』の元ネタにもなっています。
    「彼は自分の部屋を旅行し、観察し、数々の未知を発見し、これに就てのエキゾチクと云ってよいほどの驚きを記録している。彼の部屋は殆ど一つの世界である。居室周游紀行という題は世界周游紀行という熟句を模して作られているのもこのためであろう。」
    「現在の条件の中で私はどうしたらよいか。人は嘆息ばかりしてはいられない。エネルギーは限られた範囲の中でも、最良の消費を求めているのだ。私はド・メェストルの先蹤に倣おう。そして私は私の力の及ぶ地方に読者をお招きしよう。」
    (きだみのる『気違い部落周游紀行』より)

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