こちらのアイテムは2025/8/24(日)開催・文学フリマ札幌10にて入手できます。
くわしくは文学フリマ札幌10公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

第二祭典区 暴力×執着小説アンソロジー

  • D-36 (小説|アンソロジー)
  • だいにさいてんく ぼうりょくしゅうちゃくしょうせつあんそろじー
  • 第二祭典区
  • 書籍|A5
  • 96ページ
  • 800円
  • https://x.com/2_FetePrecinct
  • 2024/9/22(日)発行
  • 会場頒価:800円

    A5正方形、本文96ページ

    表紙イラストレーション・デザイン:都築なつ

     

    文学フリマ札幌9 にて初お披露目の、4つの”歪んだ愛”の物語。愛か執着か、衝動か憎しみか。カテゴライズ不能の感情の坩堝をとくと御覧じろ。

    *新刊『あとのまつり』とあわせて購入してくださった方は、あわせて1500円(100円引き)になるセット割引がございます!

     

    《執筆者》

    飴屋京、かくた、桐崎鶉、都築なつ


    《収録作品》

    「アルトアルトもエゴのうち」かくた

    上司の家で上司を殴っている。どうして私はこんな事をしているんだったっけ──。新人編集者・清水、属性:恩師のストーカー。新進気鋭の美学研究者・吉野の存在に全てを懸ける彼女は、ひょんなことから上司の井原が、吉野の知己であることを知る。あることをきっかけに絶縁状態だという井原と吉野だが、清水の嗅覚は「なにかある」と言っていて──一方的で暴力的、エゴイスティックに渦を巻く愛憎の行方はいかに⁉︎

    「来し方行く末」都築なつ

    コンビニアルバイターの加瀬、キャバクラボーイの日下。二人は自分たちがうっかり路上に倒してしまったおっさんを前に困惑していた。日下の度胸で何事も無く解決し、感心する加瀬に日下は「あんなの一人いなくなったって、誰も困んないんだからさ」と言う。二人の青年の日常、いや、“いなくなったって、誰も困んない”ような青年たちの平常を綴る短編。


    「ふしあな」桐崎鶉

    「唯華のこと殺しましたか」別れた彼女の弟が突然家に押しかけてきた。「三週間くらいまえから家に帰ってきません」「お姉さんのこと心配?」「まったく。早く死ねばいいと思ってます」吹き出物と皮脂に悩まされている思春期の青少年特有の、光沢のある肌に感情の読めない瞳がふたつ付いている。音漏れし続ける邦ロックを BGMに、できるだけ小さく息を吐く。「……部屋片すから、五分待ってもらっていい?」

    「明日はあなただけ」飴屋京

    「俺」の周りには好きな人間と嫌いな人間がいる。好きなのは「俺」を可愛がり甘やかしてくれる二人の兄。そして嫌いなのは、「俺」が幼い頃は可愛がってくれたが、今や面倒事を押し付け、時に「俺」に当たり散らすクソ上司、馨。「俺」は兄たちや馨やその周りのやつらから、仕事──誰かを騙したり、殴ったり、殺したり──を頼まれ、引き受けたり断ったりしながら暮らしていた。

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