あらすじ:
高校三年生の春、進路に迷った女子高生、叶來は進路を決められぬままぼんやりとした春休みを送っていた。そんなある日の夜、母と進路を巡って喧嘩をしてしまう。喧嘩の末、五つ上の社会人の姉に進路相談をするために大阪へ行くことに。
そして大阪から東京へ帰る帰り道、叶來は、自分がどこへ行くべきなのか自分なりの答えを出すための旅をする。世の中と自分を上手く合わせられないと叶來が悩む最中、そこで出会った人とは?
自分も人生を迷って今、ここにいます。
そんな自分自身を叶來という女子高生に投影した作品になりました。
この作品はクリップ留めで販売します。それは、この小説を呼んだ後に、読者が自分の物語を、あるいは自分自身の夢を紡いで欲しいと思ったからです。そこのあなたが描く夢がどんななのか、それを私は知りたいのです。
そんな願いを込めた作品に仕上がりました。
ぜひ、会場に来場して、手にとって読んで、未来を書き足してくれる方が現れたらいいなと思っています。